なんと、日本の成人男性は、およそ1/4人が勃起不全に悩んでいるそうです。そんなEDの原因と治療薬の知識を深めていきましょう。

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勃起不全の薬に副作用はあるのか

勃起不全の薬は、原因によって異なります。心因性の場合は、特にうつ状態が酷い時などは、それを解消するための薬が用いられます。
それから体の状態、血管や血流に支障がある場合は、それを取り除くための治療薬が用いられます。
一般的に広く知られている勃起不全の薬は、これに該当することが多いです。ちなみにこの薬は、飲んだからと言って自然に勃起が実現されると言うものではありません。
これを飲んだ後でも、しっかりと性的刺激を感じることが必要です。この薬は、血管を拡張して、血流を促進する作用があります。
その作用によって陰茎に流れ込む血液量が増加することが期待できる、そしてそれによって勃起不全が改善されると言うわけです。
ただしサプリメント的な精力剤とは異なり、こうした薬に関しては副作用の心配が全くないと言うわけではありません。
たとえば多く見られるのが、顔の紅潮や全身のほてりです。ただしこれらの現象は、血管が拡張され血流が良くなっているからこそ発生しているものであり、いわば薬が効いている証拠だと言うこともできます。
元々、高血圧気味だと言う人は注意が必要ですが、それ以外の方に関してはそれほど心配する必要はありません。
それ以外の副作用としては、頭痛や胸やけ、関節痛などが出てくることもあるようです。
また一時的な視覚異常、物が青く見える、眩しく見えると言った現象が出てくることもあります。ただしこれも、薬を飲んでその効力が出ている間、一時的なことがほとんどです。
逆にもし、これらの症状が継続している場合は、速やかに医療機関に相談することが求められます。
また体の状態によって何かの薬を飲んでいると言う人は、その薬と勃起不全の薬との相性があります。
そして場合によっては、どちらかの薬の量を調整することが求められることもあります。
ですからこの場合も、自分ひとりで判断するのではなく、医療機関への相談が必要です。