なんと、日本の成人男性は、およそ1/4人が勃起不全に悩んでいるそうです。そんなEDの原因と治療薬の知識を深めていきましょう。

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最新の勃起不全治療と妊娠率との関係

勃起不全とは、男性のペニスが十分に勃起せず性機能が上手く行かずに満足なセックスができない状態のことを指します。
勃起不全といえば、まったくペニスが勃起しないというイメージがありますが、実際には勃起はするものの相手が満足するまでの勃起が継続しないといったものも含まれます。
いずれにしても、勃起不全はEDとも呼ばれ治療の対象となっています。
古くは精力剤を用いたものが中心になりますが、最新の方法ではバイアグラなどのED治療薬を服用するのが一般的です。
ED治療薬の役割としてはペニスへの血流を良くすることです。
ペニスが勃起するのは性的興奮を受けて血液が流れこむことで発生します。
しかし、何らかの理由で血流が上手く行かないといった場合にはペニスが勃起しなかったり、途中で萎んでしまうといったことになります。
このような状態が勃起不全といえるものです。
バイアグラなどのED治療薬では、あくまでも勃起を促す作用があるだけで性的興奮を得られるわけではありませんが、勃起状態が継続することで女性器にペニスを挿入することが可能になり膣内での射精がしやすくなります。
膣内で射精することができればそれだけ妊娠率も高めることが可能です。
ただしED治療薬を使ったからといって、必ずしも膣内で上手く射精できるかどうかは別の話といえますし、射精できても妊娠できない理由が別にある場合には妊娠率を向上させるといった効果がありません。
例えば男性の場合には精子の量が少ないといった場合です。
また女性の場合にも機能的に妊娠に至らない可能性もあり、妊娠を望むのであれば検査を受けて男女ともに妊娠できる状態であるかどうかを確かめる必要があり、その上で勃起不全治療を受けることが大切です。