なんと、日本の成人男性は、およそ1/4人が勃起不全に悩んでいるそうです。そんなEDの原因と治療薬の知識を深めていきましょう。

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浮気する元気も!?勃起不全にシルデナフィル

勃起不全の治療薬と言えば、バイアグラが有名です。1990年代に世界で初めて開発された勃起不全治療薬です。
このお薬に含まれる有効成分は「シルデナフィル」が、陰茎の勃起状態を分解する「PED5」という酵素の働きを邪魔をするので、勃起を長つづきさせられる仕組みです。シルデナフィルのお蔭でEDの男性でも、性行為に充分な硬さ、持続力を手に入れることができるようになったのです。
ところで、多くの男性に夢と希望を与えたバイアグラの発売からすでに20年以上が経過しました。その間に第二、第三の勃起不全治療薬が開発されたり、特許の仕組みが欧米と異なるインドでジェネリックが作られたりとライバルや代替品の登場もありました。
そして、2014年にはついにバイアグラの特許が切れ、日本の各製薬メーカーからジェネリックが発売されるに至ったのです。
日本製のジェネリックの名前は、どこのメーカーでも「シルデナフィル」で統一されています。
バイアグラが一錠1300~1500円前後のお値段なのに対して、後発のシルデナフィルは1000円前後で手に入り、とてもお手頃です。日本国内で入手できる正規品の勃起不全治療薬の中では一番お安い価格となっています。このシルデナフィルのおかげで元気が有り余り浮気する人まで増えてしまったとか。
ジェネリック医薬品のシルデナフィルの開発に各社が力を注いだせいか、現在10個以上のお薬が発売されています。
水なしで飲めるタイプの錠剤であったり、お薬がレモン味やコーヒー味のものなど、創意工夫が凝らされているようです。
勃起不全のお薬には保険がきかず、一錠当たりのお値段が高いからと危険をはらむ個人輸入に手を出す人も多くて問題になっていましたが、後発のシルデナフィルの解禁で経済的負担は軽くなり、以前より正規品を継続的に利用しやすくなったのは嬉しいニュースでしょう。